ケルンを率いるシュテーガ―監督 [写真]=City-Press via Getty Images
日本代表FW大迫勇也が所属するケルンの首脳陣が、ブンデスリーガ第13節ヘルタ・ベルリン戦で0-2と敗れた後に緊急会議を招集した。ペーター・シュテーガー監督の進退問題も含めて今後について話し合った結果、ひとまず解任の決断は見送られたようだ。27日付のドイツ紙『エクスプレス』が伝えている。
昨シーズンは5位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得したケルン。しかし今シーズンは開幕から未勝利の状態が続き、第13節を終えて2分け11敗と最下位に沈んでいる。
26日に行われたヘルタ・ベルリン戦の直後、首脳陣は23時過ぎまでクラブハウスで今後の対応について協議。ついに指揮官交代に踏み切るのではんあいかと見られていたが、一夜明けた27日、アレクサンダー・ウェラCEOは、「ペーターは次のシャルケ戦に向けた準備を進めている。なぜなら変更は一切ないからだ」と語り、監督解任の可能性を否定した。
また、クラブの副会長を務めるトニ・シューマッハ氏も「ペーターが次の土曜日もベンチに座ることになる」とコメント。どうやら首脳陣は、シュテーガー監督を続投させる決断を下したようだ。
ケルンの次戦は、12月2日に敵地で行われるブンデスリーガ第14節シャルケ戦となっている。現在3位と好調な難敵とのアウェイゲームだが、勝利を収めることはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
By Footmedia