マインツに所属するFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
マインツに所属するFW武藤嘉紀が5日、チーム練習に復帰した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
9日に行われるブンデスリーガ第15節のライプツィヒ戦に向けた練習で、攻守の主力選手である武藤とドイツ人DFダニエル・ブロジンスキがともにチーム練習復帰を果たした。
武藤は第13節のフライブルク戦直前に、背中に問題を抱えたため試合を欠場。前節アウクスブルク戦での復帰も期待されていたが、最終的には出場を見合わせる判断が下され、2試合連続で欠場していた。
マインツは、第12節のケルン戦で3試合無敗と調子を上げていたが、武藤が欠場したフライブルク戦とアウクスブルク戦で連敗。特にシュート数では、ともに相手を上回るなどチャンスを掴みながら、その決定力不足から敗戦を喫し、改めて武藤離脱の穴の大きさを痛感する結果となった。
一方で、足首に打撲を抱えたブロシンスキの代役を務めたのが、本来はウイングを主戦場とする若手のゲリット・ホルトマン。サンドロ・シュヴァルツ監督は、同選手について「しっかりとしたものだったし、将来性を感じさせるものだったと思う。左サイドバックとしては2回目の出場であったことも踏まえないとね」とコメント。ただ、今節からは再びブロジンスキが復帰を果たすことができるだろう。
さらに、この日はDFニコ・ブンガートもチーム練習参加を果たしていたが、長期離脱明けということもあり、ライプツィヒ戦については時期尚早。そのため同試合ではDFシュテファン・ベルとDFレオン・バログンによるセンターバックコンビで臨むことになるはずだ。
By kicker日本語版