酒井高徳(左)はフル出場を果たしたが、ハンブルガーSVは3失点で敗れた [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第17節が15日に行われ、ボルシアMGとハンブルガーSV(HSV)が対戦。ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳は先発メンバーに名を連ね、FW伊藤達哉はベンチスタートだった。
直近3試合勝ちなしと苦しむ両クラブの一戦。均衡を破ったのはホームのボルシアMGだった。9分、ペナルティーエリア右奥で縦パスを受けたトルガン・アザールが飛び出してきた相手GKの手前で右足シュート。ゴール左隅へ決め、先制に成功した。前半は1-0で終了した。
後半立ち上がり、ハンブルガーSVは反撃に転じる。53分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ラストパスを受けたアンドレ・ハーンが左足シュート。ペナルティーエリア左側から相手GKの股下を抜き、ゴールネットを揺らした。スコアは1-1となった。
同点のまま、試合は終盤へ。突き放したのはホームのボルシアMGだった。74分にラファエルのシュートがゴール左隅へ決まって勝ち越しに成功すると、79分にもラファエルが追加点。T・アザールがペナルティーエリア右奥から折り返し、ゴール前から難なく押し込んだ。

2ゴールを挙げたボルシアMGのラファエル [写真]=Borussia Moenchengladbach via Getty Images
試合は1-3で終了。ハンブルガーSVは敵地で完敗し、リーグの折り返しとなる一戦で勝ち点を獲得することができなかった。2連敗、4戦勝ちなしと苦しい状況で、ウインターブレイクを迎えることとなった。なお、酒井はフル出場で伊藤に出場機会はなかった。

ベンチスタートの伊藤達哉に出場機会は訪れず [写真]=Bongarts/Getty Images
【得点者】
1-0 9分 トルガン・アザール(ボルシアMG)
1-1 53分 アンドレ・ハーン(ハンブルガーSV)
2-1 74分 ラファエル(ボルシアMG)
3-1 79分 ラファエル(ボルシアMG)
By サッカーキング編集部
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