就任後2連勝を飾ったドルトムントのシュテーガー監督 [写真]=Getty Images
ドルトムントのペーター・シュテーガー監督が2連勝を飾った試合を振り返り、チーム状況は改善していける見込みがあると語った。アメリカメディア『ESPN』が16日付で伝えている。
ブンデスリーガ第17節が16日に行われ、ドルトムントとホッフェンハイムが対戦した。試合は先制されながらも、日本代表MF香川真司の2得点に絡む活躍でドルトムントが逆転し、2-1で勝利。クラブはシュテーガー監督就任後2連勝を飾った。
シュテーガー監督は試合を丁寧に振り返り、チーム状況に期待感をにじませている。
「試合の初め、攻守の切り替えの中から大きなチャンスを生み出したが、無駄にしてしまった。その後は我々が警戒していたパターンで先制点を許してしまったね。でも、後半はハーフスペースを上手く使うことで、危険な場面を多く生み出し、自分たちのゲームプランを実践できたんだ。2得点ともハーフスペースを使った素晴らしい連動の結果だよ」
「チームとして全てを試合に注ぎ込んで、結果が得られたことは大変良かった。もう少し、時間をかければ必ずいいチームになる」
一方で、シュテーガー監督は個々での改善点を挙げながら、「調子を戻すためには時間がかかる」と見解を述べた。
「パスの場面では下手なミスが多かった。また、ミスをしたときは激しく取り返さなければならないが、試合では十分な闘志が見られなかったね」
「もちろん、今日の勝利は重要なものだが、我々には改善すべき点がいくつもあるね。長く、勝利から遠ざかっていたため、選手の自信が揺らいでいるのは明らかだ。調子を戻すためには時間がかかるよ」
By サッカーキング編集部
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