ハインケス監督、PKを止めたウルライヒを絶賛「彼の働きは金メダル級」

ハインケス

完封勝利で4連勝を飾ったバイエルン率いるハインケス監督 [写真]=Getty Images

 バイエルンのユップ・ハインケス監督がPKストップを見せた同クラブのドイツ人GKスヴェン・ウルライヒを褒め称えた。アメリカメディア『ESPN』が16日付で伝えている。

 ブンデスリーガ第17節が16日に行われ、バイエルンはシュトゥットガルトと対戦した。バイエルンはドイツ代表FWトーマス・ミュラーの得点で先制するも追加点が奪えず苦戦。そんな中、後半アディショナルタイムにPKを献上してしまう。しかし、これをGKのウルライヒが右手一本で防ぎ、何とか勝利。1-0の完封勝利で4連勝を飾った。

 ハインケス監督は後半アディショナルタイムのPKについて言及しながら、GKのウルライヒを手放しで称賛している。

「私が就任して以来、ウルライヒは継続的にそして、積極性をもって成長している。ゴールを許すようなミスを一つも犯さず、チームの勝利に貢献してくれたんだ。彼はチームの信頼を獲得しているし、より強固にゴールを守れるようになったね。自信がみなぎっているのを感じるよ。もちろん言うまでもないが、私も彼を信頼している」

「PKの場面でも素晴らしいセーブを見せてくれた。ウルライヒはもっと成長できるだろうね。彼は負傷離脱している(ドイツ代表GK)マヌエル・ノイアーにも劣らない素晴らしいGKになった。今日の彼の働きはオリンピックの金メダルに値するよ」

 加えて、ハインケス監督は苦戦を強いられたシュトゥットガルトにも敬意を示し、「とても難しい試合だった」と振り返った。

「今日のサポーターたちは非常に面白い試合を観戦したと感じているだろう。試合は激しく、そして劇的だった。若く、才能のあるシュトゥットガルトのプレーヤーがハングリーに試合に臨んでいたね。だからこそ、最高の試合になったはずだ」

「今日の試合はウィンターブレイク前の最後の試合であり、モチベーションの面でも苦戦し、とても難しい試合だった。シュトゥットガルトに敬意を払わなければならないね」

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