地元紙から高評価を受けた香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ前半戦の最終節となる第17節が16日に行なわれ、香川真司が所属するドルトムントはホームでホッフェンハイムに2-1と逆転勝ちを収めた。ペーター・シュテーガー監督に交代後、2連勝を飾っている。
フル出場を果たした香川は2戦連続ゴールとはならなかったものの、63分にPKを獲得してピエール・エメリク・オーバメヤンの同点ゴールにつなげると、89分にはクリスティアン・プリシッチの決勝ゴールをアシストした。2得点に絡む活躍に、地元紙からは揃ってチーム単独最高点となる「2.5」の評価を受けた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
『Ruhr Nachichten』紙は、香川を「この1週間でコンスタントな出場機会を手に入れた勝ち組」と形容し、「土曜のナイトゲームでハーフタイム後にちょっとしたフロー状態に入ると、手始めにPKを誘い出し、続いて見事なチップボールでクリスティアン・プリシッチの決勝ゴールをアシストした」と寸評。集中して高いパフォーマンスを発揮したと称えた。
『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は香川のパフォーマンスについて、序盤はプラス面とマイナス面の両方が出ていたが、2ゴールに絡む決定的な役割を果たしたと総括した。寸評は以下の通り。
「立ち上がりは素晴らしいパスを通したかと思えば、ぞっとするようなパスミスを犯したり、パフォーマンスが一定しなかった。もっとも、その後はPKを呼び込み(62分)、チーム2点目となる勝ち越しゴールのパスを通した(90分)」
By サッカーキング編集部
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