負傷離脱からの復帰を目指しているノイアー [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンを率いるユップ・ハインケス監督が、年明けから始まる冬季トレーニングキャンプにドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが参加しないことを明かした。17日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。
ブンデスリーガ第17節を終えて首位を独走しているバイエルン。シーズン後半戦に向け、来年1月2日から7日まで温暖なカタールでキャンプを行う。今年9月に左足中足骨を骨折して離脱を強いられているノイアーも、同合宿に参加する可能性がささやかれていた。
しかしハインケス監督は「マヌエルはここ(ミュンヘン)に残る。カタールには行かない」と話し、冬季キャンプ不参加を明言。そのうえで「我々はリスクを冒すようなことはしない。彼について言えば、徐々にトレーニングの負荷を上げていくことになるだろう」と説明し、現在の回復状況から冬季キャンプへの参加は時期尚早と判断したことを明らかにした。
冬季キャンプへの不参加が決まったことで、期待されていた来年1月の復帰に遅れが生じる可能性が出てきた。しかし、ノイアーはドイツ紙『ビルト』でのインタビューで「最悪なことは、焦ってさらにケガをしてしまうこと。だから問題がない状態になるまで、じっくりと時間をかける必要がある」とコメント。今年4月にも骨折していた左足を再び負傷しただけに、万全のコンディションで復帰することを望んでいるようだ。
チャンピオンズリーグ制覇を目指すバイエルン、また来年夏のFIFAワールドカップ ロシア 2018で連覇を狙うドイツ代表にとっても必要不可欠なノイアー。順調に回復して、再びピッチで活躍する姿を期待したい。
(記事/Footmedia)
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