ドルトムント戦を欠場すると見られているロッベン [写真]=Getty Images
バイエルンの元オランダ代表MFアリエン・ロッベンが、20日に行われるドルトムントとのDFBポカール杯3回戦を欠場する可能性が高いことが分かった。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。
19日、バイエルンを率いるユップ・ハインケス監督は会見でロッベンについて、「とてもいい感覚をもっていて、ほぼ痛みがないところまで」負傷からの回復を見せているとコメント。しかし同選手本人との話し合いで「時期尚早」との判断が下されたことを明かしている。
ロッベンは11月22日に行われた、チャンピオンズリーグ・グループステージのアンデルレヒト戦を最後に欠場中。今週18日にようやく全体練習に合流したと報じられていた。なおこの試合ではロッベンのほか、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、そして筋損傷を抱えるスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラも欠場が見込まれている。
一方のドルトムントは、2カ月以上にわたって白星をあげられず、ピーター・ボス監督を半年足らずで解任。しかしハインケス監督は「彼らは実力のあるクラブであることを、また実証している。これ以上ないほどリスペクトしている」と評価。実際にペーター・シュテーガー新監督就任以降は連勝を達成し、順位を8位から3位まで浮上させた。
逆にバイエルンはブンデスリーガ第17節のシュトゥットガルト戦では、相手選手がPKを外すというツキに恵まれ、なんとか勝ち点3を獲得したという状況。ハインケス監督は「集中して、そして意欲的にこの試合では戦わなくてはならない」と選手たちへ要求した。
またドルトムントでは、軽い筋肉系の問題により、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの出場が危ぶまれているものの、ハインケス監督は「彼は出場する、私はそう見ている」との考えを述べた。
By kicker日本語版