ミュラーは2017年を振り返り、年一番の幸運と悔しさをコメントした [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーが2017年を振り返り、監督の交代劇や来年の2018 FIFAワールドカップ ロシアについてコメントを残している。20日付でドイツメディア『スポーツビルト』が報じた。
カルロ・アンチェロッティ前監督のもとでは、その起用法から存在意義も問われていたミュラーだったが、新監督に就任したユップ・ハインケス監督はバイエルンの根幹となる存在だと評価。記者会見を含めて、同選手の存在の大きさを強調している。
ミュラー自身もハインケス監督からの信頼を実感しているようで、同監督の手腕を手放しで褒め称えた。
「どんな職業であれ、従業員にとって上司から褒められるのは気持ちのいいことさ。それは僕にも当てはまるよ」
「まじめな話、ハインケス監督が来てからチームの調子は本当に良くなった。彼の僕ら選手との接し方は、うまく合っているんだね」
一方で、2017年の最も苦い経験を尋ねられたミュラーは、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝での敗戦を挙げ、悔しさをにじませている。
「レアル・マドリードに負けたのが一番辛かったね。僕らは本当にあと一歩のところまで迫った。怪我人だらけで、そのうえ一人足りない状況で90分では2-1で勝っていたんだ。この試合が2017年のバッドモメントだったね」
加えて、ミュラーはメキシコ、スウェーデン、韓国と同組になったW杯の組み合わせにも言及。来年へ向けて、期待感を募らせた。
「『面白そうなグループじゃないか!』とすぐに思ったよ。3チームとも違った大陸からやって来て、それぞれ独自のプレースタイルがある。各チームにスター選手も揃っているしね。来年はワールドカップに対する熱も日に日に高まっていくだろうね」
By サッカーキング編集部
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