2017年のサポーター選出ドイツ代表最優秀選手に輝いたキミッヒ [写真]=TF-Images/Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は19日、2017年のドイツ代表年間最優秀選手を決めるサポーター投票結果を発表。バイエルンに所属するジョシュア・キミッヒが栄冠に輝いた。19日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
昨年、ドイツ代表の一員として14試合に出場したキミッヒ。右サイドバックと右サイドハーフ、さらにセンターバックとして起用されることもあったが、いずれのポジションでも質の高いプレーを披露し、ドイツ代表の2017 FIFAコンフェデレーションズカップ ロシア優勝や2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選突破に大きく貢献した。また、バイエルンでも右サイドバックとしてすでに不動の地位を築いている。
そしてキミッヒは今シーズン、ブンデスリーガ18試合に出場して1ゴール6アシストを記録している。昨シーズン限りで引退した元ドイツ代表DFフィリップ・ラームの抜けた穴を全く感じさせない活躍を見せている。
5万2761人のサポーターが参加した今回の投票では、およそ2万3000人がキミッヒに投票。45.3パーセントの得票を得て、パリ・サンジェルマンMFユリアン・ドラクスラー(37.8パーセント)やバルセロナGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(4.7パーセント)らを抑えて年間最優秀選手に選出された。
今回の投票結果についてキミッヒは「年間最優秀選手に選んでもらえたのは、とても光栄なこと。投票してくれた人たちに『ありがとう』と言いたい」と感謝の気持ちをコメントしている。
22歳の若さにして、世界王者ドイツにとって不可欠な存在となっているキミッヒ。ロシアW杯でも注目の若手選手の一人となることは間違いないだろう。
(記事/Footmedia)
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