実戦復帰に向けて順調に調整を進めているロイス [写真]=TF-Images/Getty Images
長期離脱を強いられているドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスが、実戦復帰に迫っているようだ。23日付のドイツ紙『ルール・ナーハリヒテン』が伝えている。
ロイスは昨年5月27日に行われたDFBポカール決勝のフランクフルト戦で右ひざのじん帯を断裂。長期離脱を強いられることとなった。リハビリを経て昨年12月からピッチでの練習を再開した同選手は、別メニューではあるが調整を続けてきた。今月3日からはスペイン南部マルベーリャで行われたドルトムントのトレーニングキャンプにも帯同。球際での競り合いが含まれるようなメニューを回避しつつ、部分的にチーム練習に参加していた。
そして今月22日、ロイスはチーム練習に参加して全メニューを消化。翌23日にはチームドクターによる診察を受け、右ひざの状態に問題がないことも確認されたという。
順調な回復を見せるロイスについて、ペーター・シュテーガー監督は「チームにとってポジティブなニュースだ。検診の結果は全てがうまく進んでいることを示している。今後は、『自分の状態は良い』と彼自身が言えるようにトレーニングのやり方を調整していくことになるだろう」と語り、同選手のカムバックに期待を寄せた。
27日に予定されているブンデスリーガ第20節フライブルク戦での復帰は難しそうだが、『ルール・ナーハリヒテン』紙によれば、早ければ2月2日の第21節ケルン戦でベンチ入りメンバーに入る可能性がある模様。ロイス、待望の復帰がいよいよ迫っている。
(記事/Footmedia)
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