ドルトムントの“功労者”スボティッチがサンテティエンヌに移籍 [写真]=TF-Images via Getty Images
サンテティエンヌは25日、ドルトムントから元セルビア代表DFネヴェン・スボティッチを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。契約は2018-19シーズン終了までの1年半となっている。
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— AS Saint-Étienne (@ASSEofficiel) January 25, 2018
スボティッチは、「サンテティエンヌに加入できてとても嬉しい。(2011〜13年に在籍した)ピエール・エメリク・オーバメヤンや、(サンテティエンヌのDF)ロイク・ペラン、そして監督とも話をした。移籍交渉は順調に進んだよ」とコメント。「僕はファイターだ。闘いが好きだ。体調も整っているし、サンテティエンヌで全力を尽くす準備ができている」と意気込んだ。
29歳のスボティッチは、当時18歳の2007年にユルゲン・クロップ監督が率いていたマインツでブンデスリーガデビューを果たした。2008年夏、クロップ氏がマインツを離れてドルトムントの監督に就任すると、引き抜かれる形で恩師の後を追った。当時ドルトムントは低迷していたが、すぐさまレギュラーの座を掴んで、クラブ復活に貢献。長らく不動のセンターバックとして活躍してきたが、トーマス・トゥヘル監督が就任した2015-16シーズンからケガの影響もあり出場機会が減り、昨シーズン後半戦はケルンにレンタル移籍していた。今シーズンはドルトムントに残留していたが、公式戦5試合の出場にとどまっていた。
ドルトムントの発表によると、フリー移籍となったようだ。スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は、スボティッチがこれまで「選手や人としてクラブに多大な貢献をしてくれた」ため、契約解除の申し出に応じたという。
さらにツォルク氏は「ネヴェンはクラブの黄金期の象徴だ。特別で尊敬に値する選手だ。ドルトムントはいつでも彼を歓迎するよ」とコメントし、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)も「約10年の間、ネヴェンとともに多大な成功を収めてきた。クラブを代表して心からの感謝を伝えたい」と語り、功労者を温かく送り出した。
スボティッチはドルトムントのクラブ公式サイトを通じて、「9年間過ごしたドルトムントに心の底から感謝したい」とクラブやファンに感謝を示した。
「良いときも悪いときも、一緒に多くのことを経験した。この思い出は永遠に僕の心に残るだろう。素晴らしい時間をくれたファンに感謝したい。君たちのサポートなしでは不可能だった。チームのためにボールを追いかけ、タイトル獲得をともに喜んだことは名誉だった。その一瞬一瞬が僕とクラブの絆を作った。この絆が切れることはない」。
💛 #DankeNeven – für Deine Grätschen, Deinen Jubel, Deine Tore und die Feiern im Kreuzviertel! pic.twitter.com/ZYYkq4FA84
— Borussia Dortmund (@BVB) January 25, 2018
By サッカーキング編集部
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