フランクフルトの勝利に貢献した長谷部 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第20節が26日に行われ、長谷部誠、鎌田大地が所属するフランクフルトがホームでボルシアMGと対戦した。
キャプテンとして3バックの中央で先発出場した長谷部にとって、この試合はフランクフルトでリーグ戦通算100試合目の出場となった。一方、鎌田は招集メンバーから外れている。
試合を動かしたのはフランクフルトだった。43分、左サイドでパスを受けたティモシー・チャンドラーがドリブルで駆け上がりペナルティエリア内に進入して折り返し。中央へ走り込んだケヴィン・プリンス・ボアテングが滑り込みながら左足で流し込み、先制点を奪った。
後半に入るとアウェイのボルシアMGがトルガン・アザールを中心に攻め立てる。53分、57分と続けてチャンスを迎えるも決め切ることができなかった。
さらに、ボルシアMGは77分。T・アザールのスルーパスに抜け出したデニス・ザカリアがGKと一対一に。一度は防がれるも、再びボールを拾い、中央に折り返す。すると、パスを受けたラース・シュティンドルがペナルティエリア内でK・P・ボアテングに倒され、PKを獲得。しかし、このPKをT・アザールがクロスバーに当てて外し、同点に追いつくことができなかった。
その後、フランクフルトは試合終了間際にカウンターからルカ・ヨビッチが追加点を決め、最終スコア2−0で完封勝利。なお長谷部はフル出場で勝利に貢献した。
試合開始前は7位だったフランクフルトは、この勝利によって暫定2位に浮上。次節は、アウェイでアウクスブルクと、ボルシアMGはアウェイで日本代表FW大迫勇也が所属するケルンとそれぞれ対戦する。
【得点者】
1-0 43分 ケヴィン・プリンス・ボアテング(フランクフルト)
2−0 90+2分 ルカ・ヨビッチ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト