先制点を決めたバチュアイ [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第22節が10日に行われ、香川真司の所属するドルトムントと酒井高徳の所属するハンブルガーSVが対戦した。なお、香川と酒井は先発出場を果たしている。
昨年5月のDFBポカール決勝のフランクフルト戦で右ひざのじん帯を負傷したマルコ・ロイスが、約9カ月ぶりにピッチに戻ってきた。
前半はドルトムントがボールを支配するも、シュート数は1本とゴールが遠い。一方、ハンブルガーは酒井を中心とする守備陣が集中力を保ち続けた。スコアレスで後半に途中する。
49分、ついに均衡が破れる。敵ペナルティエリア内右サイドでボールを受けたクリスティアン・プリシッチがファーサイドへグラウンダーのクロスを送ると、これに反応したミシー・バチュアイがフリーで押し込んだ。
62分、香川にアクシデントが訪れる。味方へパスを出した後に左足を負傷し、そのままマフムド・ダフードと交代した。
ハンブルガーは72分、決定的なチャンスを迎える。敵陣右サイドでボールを持ったアンドレ・ハーンから後ろから上がってきた酒井がボールを受けると、グラウンダーのクロスを中央へ送る。しかし、味方がこれに合わせることができずに、同点の機会を逸してしまう。
しかし、さらに1点を追加したドルトムントが、最終スコア2-0で勝利。リーグ戦2連勝を飾った。
By サッカーキング編集部
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