ケルンとハノーファーが対戦した [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第22節が17日に行われ、FW大迫勇也が所属するケルンはホームでハノーファーと対戦した。コンディション不良から回復して3試合ぶりに戦列復帰を果たした大迫はスタメンに名を連ねている。
試合が動いたのは29分。右サイドからのFKのこぼれ球に大迫が反応し、ペナルティエリア内でボールを収めるとゴール左前に持ち込んで左足を振り抜く。狙い澄ましたシュートがGKを破ってゴールに突き刺さり、大迫の今シーズン2得点目によってケルンが貴重な先制点を手にした。
先手を取られたハノーファーも37分に見事な形を作る。ゴール正面で縦パスを受けたイヴェル・フォッスムが後ろから走り込んできたニクラス・フュルクルクを見つけてパスを出すと、それを受けたフュルクルクがその勢いのままにペナルティエリア内に侵入してシュートを放つ。コントロールされたボールがゴールネットを揺らし、アウェイチームが試合を振り出しに戻した。
後半アディショナルタイムには右サイドから上がったクロスに途中出場のクラウディオ・ピサーロがダイビングヘッドで合わせてゴールネットを揺らし、劇的な決勝ゴールが生まれたかと思われた。しかし、クロスを上げた選手にオフサイドという判定が下され、惜しくも得点は認められなかった。
試合はそのまま終了し、両チームともに勝ち点1を分け合う結果となった。なお、先制ゴールを記録した大迫はフル出場を果たしている。
ケルンは次節、24日にアウェイでライプツィヒと対戦する。
By サッカーキング編集部
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