フル出場で勝利に貢献した長谷部誠(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第23節が19日に行われ、日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地のフランクフルトとライプツィヒが対戦。長谷部は先発メンバーに名を連ね、鎌田はベンチ外だった。
第22節を終えて勝ち点「38」の2位ライプツィヒを2ポイント差で追う4位フランクフルトが、重要な意味を持つ上位対決をホームで迎えた。均衡を破ったのはライプツィヒ。13分、ジャン・ケヴィン・オギュスタンがペナルティーエリア中央でラストパスを受け、右足ダイレクトで蹴り込んでゴールネットを揺らした。
ホームでビハインドを負ったフランクフルトは22分、右CKからペナルティーエリア内で混戦となり、ヘディングでの競り合いから最後はティモシー・チャンドラーが押し込んで同点に。さらに4分後、敵陣左サイドでのボール奪取からアンテ・レビッチがあ低いクロスを送り、ケヴィン・プリンス・ボアテングが左足で合わせる。相手GKの股下を抜いたシュートが決まり、2-1と逆転に成功した。
後半は多くのイエローカードが提示される展開となったが、フランクフルトは失点を喫することなく時計の針を進めていった。試合は2-1で終了。前半のうちに逆転したフランクフルトがリードを守り切り、上位対決を制した。フランクフルトは勝ち点「39」で3位に浮上。長谷部はフル出場で勝利に貢献している。一方のライプツィヒは4位転落となった。
次節、フランクフルトは24日にヴォルフスブルクと敵地で対戦。ライプツィヒは22日にナポリ(イタリア)とのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)セカンドレグに臨み、25日にはブンデスリーガ第24節で日本代表FW大迫勇也のケルンをホームに迎える。
【得点者】
0-1 13分 ジャン・ケヴィン・オギュスタン(ライプツィヒ)
1-1 22分 ティモシー・チャンドラー(フランクフルト)
2-1 26分 ケヴィン・プリンス・ボアテング(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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