敗因を語る長谷部誠(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第24節でMF長谷部誠が所属するフランクフルトは、シュトゥットガルトに0-1で敗れた。試合後に長谷部は、公式戦4試合ぶりとなる敗因を口にした。
「今日はもったいなかったです。最低でも勝ち点1を拾わなければいけなかった。こういう試合をわけるのは、やはりミスなんです」
13分、自分たちのミスから最後はドイツ人MFエリック・トミーにこぼれ球を押し込まれた。チャンスが少なかっただけに、この1点が重くのしかかっていた。
「点を取られてから難しくなりました。向こうは新しい監督が来てから、守備の部分がとてもうまくオーガナイズされていたので。実際27失点と、うちと同じくらい守備が固い。これから同じように守備の固い相手が増えてくると思うので、攻撃のアイディアはつねに持っていきたいです」
攻撃の局面では、シュトゥットガルトの厚い守備陣に阻まれて、なかなかシュートまで繋ぐことができなかった。崩しの一角を担う元ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングとスペイン人MFオマール・マスカレルの欠場が響いたが、「そういう時こそみせなきゃいけなかった」と反省の弁を述べている。
しかし、久しぶりの敗戦にも気持ちは前向きである。「目の前の1試合に全力で取り組む」ことで、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権がグッと近づくと考えているからだ。
最後に、出場機会がなかったシュトゥットガルトのFW浅野拓磨について以下のようにコメントしている。
「詳しいところはわかりませんが、こういう高いレベルに身を置けば、厳しい状況に立たされることは多々あります。そういう時に、選手としても人間としても真価が問われます。苦しい時にどれだけ踏ん張れるか。将来的に、今の時間が良かったって思えるようになることを願っています」
By サッカーキング編集部
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