来シーズン、レンタル元であるバイエルンに復帰する予定のニャブリ [写真]=Getty Images
今シーズン、ホッフェンハイムにレンタルで移籍しているドイツ代表FWセルジュ・ニャブリは来シーズン、レンタル元のバイエルン・ミュンヘンに復帰するようだ。23日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
ニャブリはシュトゥットガルトでの育成を経て、アーセナルのトライアルを受け、同クラブでプロデビュー。その後2016-17シーズンにブレーメンに移籍し11得点を記録すると、その活躍を見初められバイエルンに移籍。出場機会を得るため昨年夏の移籍市場でホッフェンハイムにレンタルで移籍している。
ホッフェンハイムでは当初、思ったような活躍が見せられず、昨年11月にはホッフェンハイムでスポーツディレクターを務めるアレクサンダー・ローゼン氏が「もしかしたらレンタルが延長になるかもしれない」と述べ、ニャブリのレンタル期間延長を示唆していた。
しかしシーズン後半に入ると1得点3アシストを記録し調子を上げていることもあり、来シーズンのバイエルン復帰が決定したようだ。
ニャブリの代理人であるハネス・ビンツァー氏は「セルジュは夏にバイエルンに復帰する。2年ブンデスリーガでプレーして様々な監督から異なるシステムや哲学を学んだし、プレミアリーグでの経験もある。戻るにはいいタイミングだ」とコメントし、復帰が決定的となったようだ。
現在22歳のニャブリは2016年に行われたリオデジャネイロ・オリンピックで得点王に輝いた。オリンピックのドイツ代表最優秀選手にも選ばれた同選手の今後の活躍に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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