今季途中にバイエルンへ復帰したハインケス監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンのユップ・ハインケス監督がドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じ、今シーズン終了後に退任する意向であると明かした。
ハインケス監督は昨年9月、成績不振によって解任されたカルロ・アンチェロッティ前監督の後任としてバイエルンに復帰。契約期間は今シーズン終了後までとなっているが、チームを見事に立て直した手腕を高く評価するクラブ首脳陣は、同監督の引き留めに動く意向であることをメディアの取材に対して明かしている。
しかし『ビルト』でのインタビューでハインケス監督は「今年の夏、バイエルンはふさわしい監督を迎えることになるだろう」と発言。契約延長に応じるつもりはないのかとの質問については「それについてはすでに話したとおりだ」と語り、明言は避けたものの、今シーズン限りでの退任を示唆した。
また、選手と指導者双方の立場で輝かしい実績を築き上げてきたハインケス監督にとって、サッカー界における今後の目標があるのかと尋ねられると、「そういった目標はないよ。本来なら私のキャリアは2013年で終わっていたはずだし、私は今の生活に満足している。自分は経済的にも安定しているし、スポーツの分野での挑戦をもう必要としていない」とコメント。今シーズンの指揮を最後に最後に再び第一線から身を引くという意思は固いようだ。
(記事/Footmedia)
By Footmedia