レヴァンドフスキ(左)とフンメルス(右)が練習中に言い争いをしたようだ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが見せた練習中の行動について、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが怒りを露わにしたようだ。両者の間で激しい言い争いに発展したと、2月28日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
公開された28日のトレーニングでは紅白戦が行われ、レヴァンドフスキとフンメルスは同じチームに振り分けられた。その紅白戦の終盤、相手チームがボールを持っている時にレヴァンドフスキが守備をせず、ほどけた靴紐を結び直している間に相手チームに決勝点を奪われ、2人がいるチームは敗れた。
レヴァンドフスキの行動に激昂したフンメルスは、すぐさま同選手に近づいて「レヴィー、お前正気か?本当に靴紐なんか結んでたのか?クソ野郎だな!」と怒鳴りつけた。
するとレヴァンドフスキも「だけど、お前もさっきボールを失ってただろ」と言い返したという。両者の言い合いはさらにエスカレート。フンメルスが「あれはミスだった。だがお前の問題は、その態度だ」と言えば、レヴァンドフスキが「お前、いつもボール失ってるだろ。口だけかよ」と返し、「黙れ!謝れよ!」と互いに相手を罵り合った後で別々にロッカールームへと引き上げていった。ユップ・ハインケス監督をはじめ、他の人間が間に割って入ることはなかったようだ。
練習中から勝負にこだわるがゆえのぶつかり合いにも見えるが、レヴァンドフスキをめぐっては今夏の移籍市場でレアル・マドリードへ移籍する可能性が取り沙汰され、報道が盛んに行われている。『ビルト』によると、周囲の騒々しさが同選手に悪影響を及ぼしている可能性もあるという。とはいえ、両者ともバイエルンの中心選手であることは間違いない。早期の関係修復が必要が望まれる。
(記事/Footmedia)
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