ドルトムントとの契約を2023年まで延長したロイス [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
10日、ドルトムントはドイツ代表FWマルコ・ロイスと契約延長をしたと、クラブの公式ホームページを通じて発表した。
💛 Einmal Borusse, immer Borusse!@woodyinho erklärt, warum er auch in den kommenden Jahren für den BVB spielen wird! #REUS2023 pic.twitter.com/CHwCZQk1I4
— Borussia Dortmund (@BVB) March 9, 2018
新契約は2023年6月30日までと発表されている。ロイスは公式ホームページを通じて以下のようにコメントを残し、その喜びを語っている。
「僕は2012年からドルトムントのシャツを着続けてきた。今日、そのシャツを今後も着用し続けられることを発表できることを嬉しく、そして誇りに思う。ドルトムントは僕の家で、BVBは僕のクラブだ!黒と黄色のユニフォームを着てこのクラブのために走り、プレーすることは子供の頃からの夢だった。僕は深い信念に基づいてこの契約にサインした。これが未来に向けた明確なシグナルとなることを願うよ」
「今回の契約更新は、常に僕の助けとなってくれた素晴らしいファンの皆に感謝するためのひとつの手段でもある。僕が決して簡単ではない状況に置かれていたときも、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)とミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が常に僕をサポートしてくれたことは、今回の決断にあたってポジティブな要素だったよ」
ツォルクSDも次のようにコメントを発表し、チーム内におけるロイスの重要性を改めて語っている。
「マルコはあらゆるチームを改善させる存在だ。彼は重要な局面で力を発揮し、さらに貴重なゴールをも決めてくれる選手だ。彼は我々の攻撃の基軸であり、さらに明確なクラブの顔の一人だよ」
ヴァツケCEOは次のように語り、ロイスが強豪クラブからのオファーを断って残留を決断したことへの喜びを示している。
「世界最高のクラブが彼に過去何度もオファーを出してきたにもかかわらず、彼が非常に長期間の契約延長に時期を早めてサインしてくれたという事実を非常に嬉しく思う」
「私は彼との間に、個人的かつ特別な関係を築いている。マルコおよび彼の顧問との会談は、最初の段階から建設的かつ和やかなものだったよ」
ドルトムントの下部組織出身でもあるロイスは現在28歳。2012年の夏にボルシアMGからユース時代を過ごした古巣へと加入すると、以降は公式戦196試合に出場して92ゴールを記録している。近年は度重なるケガに悩まされていたが、右ひざのじん帯断裂を乗り越えて先日復帰を果たすと、今シーズンはリーグ戦4試合の出場で3ゴールをマーク。その能力の高さを改めて証明していた。
By サッカーキング編集部
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