ブンデスリーガ2部第26節が11日に行われ、FW宇佐美貴史とMF原口元気が所属するデュッセルドルフはアウェイでデュイスブルクと対戦した。
デュイスブルクとのダービーマッチに挑むデュッセルドルフ。3戦連続ゴール、2試合連続の1ゴール1アシストと好調を維持している宇佐美は3試合連続となる先発出場を果たし、前節に脳震盪からの復帰を果たした原口も2試合連続でスタメンに名を連ねている。
試合が動いたのは40分。宇佐美が相手ゴール前で原口にヒールパスを送ろうとしたものの、相手のクリアに遭ってしまう。しかし、そのこぼれ球を拾ったオリヴァー・フィンクが前線へロングパスを送ると、そのボールを受けたロウヴェン・ヘニングスがカットインからミドルシュートを放ってゴールネットを揺らし、デュッセルドルフが先制に成功する。
その後は両チームともにチャンスを作り出すものの、得点を動かすまでには至らず。65分にはカウンターの場面で原口からパスを受けたヘニングスがシュートを放ったものの、ボールは惜しくもクロスバーを直撃してアシストとはならなかった。
緊迫した展開の試合を再び動かしたのは、絶好調のこの男だった。88分、原口と交代でピッチに入ったダボル・ロヴレンが宇佐美に横パスを送ると、ペナルティエリア内に走り込んでダイレクトで右足を一閃。力強いシュートをゴールネットに突き刺して、4試合連続となるゴールでチームに貴重な追加点をもたらした。
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直後の90分にデュイスブルクが1点を返したものの、その後はデュッセルドルフが1点差を守りきって勝利を飾った。敵地で行われたダービーマッチで大きな勝ち点3を獲得し、首位の座を堅守している。原口は84分、宇佐美は後半アディショナルタイムまでプレーし、それぞれチームの勝利に貢献している。
【スコア】
デュイスブルク 1-2 デュッセルドルフ
【得点者】
0-1 40分 ロウヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ)
0-2 88分 宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
1-2 90分 ボリス・タシュチ(デュイスブルク)