同点ゴールを決めた大迫 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第26節が12日に行われ、日本代表FW大迫勇也所属のケルンが敵地でブレーメンと対戦した。大迫はスタメンに名を連ねている。
試合は33分に動く。右からのコーナーキックをズラトコ・ユヌゾヴィッチが蹴ると、ボールは中で待っていたミロス・ヴェリコヴィッチの元へ。フリーのヴェリコヴィッチが右足ダイレクトでゴールに沈め、ブレーメンが先手を取った。
1-0で折り返した後半、ケルンも反撃に出る。53分、エリア手前でボールを持ったクラウディオ・ピサーロがパスを送ると、大迫が反応。大迫はワントラップから、左足で強烈なシュートを叩き込む。大迫の今シーズン3点目となるゴールで、ケルンが試合を振り出しに戻した。
しかし、試合を再び動かしたのはブレーメンだった。58分、フロリアン・カインツの絶妙なスルーパスを受けたミロト・ラシカが、キーパーの位置を確認し冷静に流し込む。ブレーメンが再びリードを奪う展開に。
試合終了間際の90分、ブレーメンが試合を決定づける。ユヌゾヴィッチがピッチ中央付近からスルーパスを送ると、ケルンDF背後のスペースを突いたのはマキシミリアン・エッゲシュタイン。抜け出したエッゲシュタインがGKとの1対1を確実に決め、3点目を奪った。
試合はこのまま3-1で終了。現在、17位のハンブルガーSVと勝ち点差「1」で最下位に沈むケルンは、この日も勝ち点3をゲットすることができなかった。勝利したブレーメンは次節、17日に敵地でアウクスブルクと対戦する。敗れたケルンは次節、18日にホームでレヴァークーゼン戦に挑む。
【スコア】
ブレーメン 3-1 ケルン
【得点者】
1-0 33分 ミロシュ・ヴェリコヴィッチ(ブレーメン)
1-1 53分 大迫勇也(ケルン)
1-2 58分 ミロット・ラシカ(ブレーメン)
1-3 90分 マキシミリアン・エッゲシュタイン(ブレーメン)
By サッカーキング編集部
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