バイエルンで活躍を続けているハメス・ロドリゲス [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
バイエルンの代表取締役社長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏が、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの去就について言及。完全移籍へ移行する買い取りオプションの行使に関しては明言を避けた。ドイツ誌『Kicker』日本語版が4月2日に報じている。
昨年夏にレアル・マドリードから2年間のレンタル移籍で加入したJ・ロドリゲスについて、スペイン紙『マルカ』が4月1日、バイエルンが買い取りオプションを行使する意向を固めたと報じた。同選手もバイエルン残留を望んでおり、完全移籍への移行に障壁はないと伝えられている。
去就に注目が集まるJ・ロドリゲスについて、ルンメニゲ社長がコメントした。『Kicker』によると、同社長は「彼が見せている成長に非常に満足している。特に、ユップ・ハインケス監督が復帰してからはね。本当にいい移籍だったと思う」と、活躍を続ける同選手の獲得が成功だったとの考えを明かした。
そのうえでルンメニゲ社長は「契約内容は明確だ。レンタル期間は2年で、買い取りオプションの金額は4200万ユーロ(約55億円)だよ」と説明。「特に焦るようなことはない」と、買い取りオプションを行使する意向については明言を避けた。
J・ロドリゲスは今シーズン、序盤戦こそ出場機会を得られない期間もあったが、初挑戦のブンデスリーガへしっかりと適応。第28節終了時点で18試合出場(先発は15試合)5得点9アシストを記録している。
By kicker日本語版