フランクフルトを5位に躍進させたコヴァチ監督 [写真]=Getty Images
バイエルンが、ユップ・ハインケス監督の後を継ぐ、次期指揮官を決定したようだ。12日付でドイツ紙『ビルト』が報じている。
今シーズン、カルロ・アンチェロッティ監督の下でスタートを切ったバイエルンだったが、期待された成績が出ず、クラブは9月に解任。後任として一度は監督業を退いていたハインケス監督を指名。その後、調子を上げたバイエルンはすでにブンデスリーガ優勝を決め、チャンピオンズリーグ、DFBポカールでもベスト4に残っており、3冠の可能性を残している。
その見事な手腕を再び見せたハインケス監督だが、契約は1年のみとなっており、延長についても明言を避け、去就が不透明な状況だ。
それを考慮したバイエルンは後任探しに奔走しており、ドルトムント前指揮官のトーマス・トゥヘル監督などが候補に挙がっていたが、決定には至らず。
しかし、同紙によると、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのニコ・コヴァチ監督が来シーズンからバイエルンの指揮を執ることが決定的となったという。
今シーズン、ブンデスリーガでここまで13勝7分け9敗の勝ち点46で5位と躍進を果たしているフランクフルト。それをバイエルンのスポーツディレクター、ハサン・サリハミジッチ氏が高く評価し、招へいに踏み切ったようだ。
By サッカーキング編集部
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