ブンデスリーガを制し、DFBポカールでも決勝に進出したバイエルン [写真]=Getty Images
17日にレヴァークーゼンとのDFBポカール(ドイツ杯)準決勝で勝利を収めた後、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長がメディアのインタビューに応じた。同会長は25日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦に向けて期待感を示している。18日付のドイツ紙『ビルト』が伝えた。
7日のブンデスリーガ第29節アウクスブルク戦でリーグ6連覇を決めた後も、チームは士気を緩ませることなく好調をキープしている。17日のDFBポカール準決勝ではドイツ代表FWトーマス・ミュラーのハットトリックなどで大量6得点を奪い、圧勝。決勝進出を果たし、5シーズンぶりとなる3冠達成にまた一歩近づいた。
試合後にルンメニゲ会長は、「我々は来週水曜日(25日)のCL準決勝までこの集中力を保たなければならない」とコメントし、現在の状態を維持することの重要性を強調。さらに「もしも現在、レアル・マドリードを倒せるチームがいるとすれば、それはすなわちバイエルンだ」とも語り、今のバイエルンであれば、史上初の大会3連覇を目指す王者が相手でも勝機は十分にあるとの考えを明かした。
公式戦での対戦は過去に24回行われ、バイエルンが12勝2分け10敗と勝ち越している。ただ、直近の対戦である昨シーズンのCL準々決勝、2013-14シーズンのCL準決勝の計4試合は全てレアル・マドリードが勝っており、バイエルンは4連敗中だ。果たしてルンメニゲ会長の期待通り、バイエルンが久々にレアル・マドリードから白星を挙げることになるのだろうか。
(記事/Footmedia)
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