長谷部のひじ打ちで負傷したヘルタ・ベルリンのゼルケ [写真]=Bongarts/Getty Images
21日に行われたブンデスリーガ第31節で、フランクフルトを3-0で破ったヘルタ・ベルリン。日本代表MF長谷部誠からひじ打ちを受けたドイツ人FWダヴィー・ゼルケは、脳震とうと顎の打撲を負ったようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が22日に伝えている。
ヘルタ・ベルリンとのホームゲームに先発出場した長谷部は57分、ゼルケの突破をファウルで阻んだとしてPKを与えてしまう。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定で、先制点のきっかけを与えてしまった。さらに0-2で迎えた79分にはゼルケとの競り合いからひじ打ちを行い、レッドカードで一発退場となった。
ひじ打ちを受けたゼルケは以後もプレーを続け、86分に交代。試合後のインタビューは行われなかったが、報道によると、脳しんとうと顎の打撲を負ったという。同選手は今後数日間、休養する予定となっているようだ。
ヘルタ・ベルリンのパル・ダルダイ監督は「そこまでひどいものではないし、水曜日(25日)にはまた練習に参加できると期待している」とコメント。28日に行われる第32節のアウクスブルク戦での起用に前向きな姿勢を示した。
By kicker日本語版