追放処分となったマイヤー [写真]=Getty Images
クラブ首脳陣への批判を展開したドイツ代表MFマックス・マイヤーに対して、シャルケが遂に最終手段へと出た。ドイツ誌『Kicker』日本語版が5月1日伝えている。
シャルケは公式HPでこれからシーズンが終了するまでの2週間、マイヤーはトップチームから外れ試合にも出場することはないと発表した。
「本日月曜日に許可なくインタビューに応じたマックス・マイヤーの態度に、クラブ首脳陣は苛立ちを募らせている。マックス・マイヤーはもうトップチームに参加することはない」
また、シャルケを率いるドメニコ・テデスコ監督もこの件について次のように語った。
「私の印象としては長い間、マックスはここでとても居心地よく過ごしていると感じていたのだがね。それは彼とコーチ陣による話し合いの中でもそういった印象だったのだ。ただ彼が個人を口撃したことには失望しているし、決して理解することなどできない。それは正しいことではないからね」
マイヤーは、4月28日に行われたボルシアMG戦後インタビューに応じ「負傷はしていない」と、クラブ側の発表を否定する発言を行ったことでクラブの反感を買った。
これを受け、シャルケは「水曜日の練習で足を負傷して中断したが、その後のMRI検査をマイヤー本人が拒否した。マイヤーはそれ以来チーム練習には参加しておらず、パフォーマンス面を考慮し、ボルシアMG戦では欠場させる判断を下した」と発表するなど、すでに両者の関係は修復不可能な段階まで来ているようだ。
By kicker日本語版