シュトゥットガルトに深い縁のあるギド・ブッフバルト氏 [写真]=Getty Images
1990年のイタリアワールドカップ西ドイツ代表優勝メンバーで、浦和で選手と監督両方で活躍したギド・ブッフバルト氏の行動がドイツ国内で称賛を受けた。5月5日の『ビルト』が伝えている。
ブッフバルト氏は、試合当日の5月5日、現在働いているシュトゥットガルトのホームスタジアム“メルセデス・ベンツ・アレーナ”周辺でホームレス支援のための新聞『トラット・ウォー』を販売したようだ。
ドイツ各都市に似たような新聞が販売されているが、シュトゥットガルトの新聞は『トラット・ウォー』。今回は、ワールドカップ特別号ということで、シュトゥットガルトにも縁があるヨアヒム・レーヴドイツ代表監督、ユルゲン・クリンスマン監督がロングインタビューに応えている豪華な内容だ。
シュトゥットガルトで選手デビューを果たし、監督で最後に指揮を執ったのがシュトゥットガルト、というシュトゥットガルトに深い縁のあるブッフバルト氏は、自身の活動理由を説明した。
「サッカー選手には社会的責任がある。もし、人生がうまく行っていない人たちがいるなら、助けなければいけない。我々も影響を与えることが出来えう。この新聞の認知度を高め、シュトゥットガルトファンや他の人々を、これからの将来もこの新聞を買ってくれるように魅了する唯一の大きなチャンスだ」
By サッカーキング編集部
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