今季途中からドルトムントの指揮を執っているシュテーガー監督 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
5日に行われたブンデスリーガ第33節で、MF香川真司が所属するドルトムントはFW武藤嘉紀のマインツに1-2と敗戦。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は持ち越しとなった。重要な意味を持つ最終節を前に、ペーター・シュテーガー監督の去就問題が騒がしくなっている。7日付のドイツメディア『スカイ』が報じた。
報道によると、シュテーガー監督は今シーズン限りでドルトムントを去ることが有力となっているようだ。騒動の発端は7日、『スカイ』のトーク番組にゲスト出演したドイツ人MFセバスティアン・ローデの発言だった。司会者から将来に向けた質問を受けると、「来シーズンのスタートまでに万全の状態になって“新しい監督”に自分のことをアピールしたい」とコメントしたのだった。
「(シュテーガー)監督がロッカールームで話したことから察するに、来シーズンは新しい監督が来ると思っている」
ローデの発言に驚かされたのは、ドルトムントの経営陣だ。ドイツ誌『キッカー』によれば、ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は「彼と話し合いの機会を設け、それなりの処罰を下す」とコメント。ローデには罰金が科されると見られている。
シュテーガー監督の後任として有力視されているのは、現在はニースを率いているスイス人のルシアン・ファヴレ監督だ。同監督はボルシアMG時代にドイツ代表FWマルコ・ロイスを育て上げており、若手育成の手腕を高く評価されている。ドルトムントは昨夏も契約を試みたものの、ニースから断られていたようだ。
なおドルトムントはアンドレ・ヴィラス・ボアス監督との接触も報じられているが、まだ具体的な話は進んでいない模様。「自分たちがドルトムントにとって単なる誰かの代わりのオプションではない、という確信が我々には必要なんだ」と、同監督の代理人はコメントしている。
ライバルたちが着々と来シーズンに向けた準備を進める中、ドルトムントはクラブの内外で調整が進んでいないことが浮き彫りになってしまった格好だ。出遅れを取り戻せるか、注目が集まっている。
ドルトムントはブンデスリーガ第33節を終えて勝ち点「55」の3位。4位のホッフェンハイム、5位のレヴァークーゼンとは3ポイント差となっている。12日に行われる最終節はホッフェンハイムとの直接対決だ。敗れなければ3位フィニッシュとなり、CL本戦出場権が獲得が決まる。
By サッカーキング編集部
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