今季の第26節でブレーメンを相手にゴールを決めている大迫勇也 [写真]=Getty Images
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也がブレーメンへ移籍する見通しとなっているようだ。現地メディア『ダイヒシュトゥーべ』の報道を引用し、ドイツ誌『Kicker』日本語版が15日に伝えている。
報道によると、大迫のブレーメン移籍成立が目前に迫っている。メディカルチェックを残すのみと伝えられており、“長期契約”を締結する見通しとなっているようだ。なお同選手に対してはハノーファーやデュッセルドルフも関心を寄せていたと報じられている。
大迫は2014年6月に1860ミュンヘンからケルンへ完全移籍で加入。加入4年目の今シーズンはブンデスリーガ25試合に出場して4得点2アシストを記録した。チームと同様に苦しいシーズンを送ることとなり、ケルンは2部降格が決まってしまった。去就に注目が集まる中、ブレーメン移籍が有力となっているようだ。
ブレーメンは今シーズン途中、35歳のフロリアン・コーフェルト氏が指揮官に就任。開幕10戦勝ちなしと低迷していた状態でチームの再建を託され、以後24試合で10勝7分け7敗と上々の成績を残した。
同誌によると、青年指揮官が思い描くFW像は典型的なポストプレイヤーではないという。ゴール前へ入ってくるウイングの選手とのコンビネーションなど創造性を重視しており、「攻撃では非常にフレキシブルにポジションチェンジを行っていきたい」との考えを持っている。
2018 FIFAワールドカップ ロシアに臨む日本代表入りも期待される大迫だが、新天地の決定はどのタイミングになるだろうか。
By kicker日本語版