ハノーファー移籍が報じられている浅野拓磨 [写真]=Bongarts/Getty Images
ハノーファーのマーティン・キント会長が、アーセナルからFW浅野拓磨をレンタル移籍で獲得することを認めた。地元紙『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』が17日に報じた。
ハノーファーは日本代表FW大迫勇也の獲得を狙っていたものの、16日にケルンからブレーメンへ完全移籍で加入することが決定。“プランB”として補強候補に挙げていた浅野の獲得へ切り替え、すでに加入合意に達していると報じられていた。
この報道を受け、キント会長は「彼を1年レンタルする」と浅野の加入を認め、「スポーツ部門の責任者もポジティブな評価をしている」と語った。また、ロンドンの地元紙『イブニング・スタンダード』も、アーセナルが来シーズンも浅野をレンタルに出す方向で準備を進めていると報じている。
現在23歳の浅野は、2016年夏にサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍で加入した後、シュトゥットガルトにレンタル移籍。昨シーズンはブンデスリーガ2部で26試合出場4ゴールを挙げ、優勝と1部昇格に貢献した。今シーズンはハネス・ヴォルフ前監督の下で出場機会を得ていたものの、シーズン後半戦の途中に就任したタイフン・コルクト監督の下では一度も出場機会がなく、ブンデスリーガ15試合出場(先発は7試合)1得点にとどまった。なお、今シーズンの1得点はハノーファー戦で記録している。
By サッカーキング編集部
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