キャプテン返上を表明したシュメルツァー [写真]=TF-Images/Getty Images
日本代表MF香川真司のドルトムントに所属する元ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーが、キャプテン継続を辞退した。クラブの公式HPが23日に伝えている。
シュメルツァーは2016年夏、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(現バイエルン)から引き継ぐ形でキャプテンに就任。2シーズンに渡ってチームをけん引してきた。しかし来シーズン開幕を前に、キャプテン返上を表明。シュメルツァーは以下のようにコメントしている。
「非常にエネルギーを消耗する、責任が重い2年間だった。自分自身が決めたことだよ。チームのためには、それが一番だと思ったからね」
「2年間に渡ってキャプテンを務めてきたこと、そしてこのクラブで手にしてきた数多くのタイトルのうちの一つ(昨シーズンのDFBポカール)をキャプテンとして受け取れたことも誇りに思っている。でもチームには、この役割を務められる選手が他にも大勢いると思う。クラブがこの夏から新たなスタートを切りたいと考えているということもあって、キャプテンも新たに任命したほうがいいと考えているんだ」
シュメルツァーは現在30歳で、2005年に下部組織へ加入してからドルトムント一筋でプレー。クラブ歴代8位の公式戦通算346試合出場を誇っている。
By サッカーキング編集部
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