今季のブンデスリーガでは5得点9アシストを記録したヴォルフ [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、同MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトのドイツ人MFマリウス・ヴォルフを獲得する見通しとなっているようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が28日に報じている。
ヴォルフは1995年生まれの23歳で、身長187センチメートルの長身MF。1860ミュンヘンからハノーファーを経て、昨シーズンからフランクフルトでプレーしている。今シーズンはブンデスリーガ全34試合中28試合に出場して5得点9アシストと上々の結果を残した。
報道によると、ヴォルフに対してはライツプィヒやホッフェンハイムなど複数クラブが関心を示していたものの、同選手はドルトムント移籍をすでに決断したという。
同誌はヴォルフについて「両サイドのウイングのみならず、セントラルMFやトップ下としてもアクセントをもたらすことができる同選手は、状況によっては右サイドバックとしてもプレー可能なポリバレントさについても評価を受けている」と紹介。ドルトムントは例外条項として定められた500万ユーロ(約6億4000万円)を支払って同選手を獲得することになると報じられている。
By kicker日本語版