今季途中からデュッセルドルフに加入した原口元気 [写真]=TF-Images/Getty Images
FW浅野拓磨が加入したハノーファーが、日本代表MF原口元気の獲得も狙っているようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が5月31日に報じている。
5月31日に発表された2018 FIFAワールドカップ ロシアの日本代表メンバーに名を連ねた原口は今年1月、ヘルタ・ベルリンからのレンタル移籍でデュッセルドルフへ加入。出場記録を求め、ブンデスリーガ2部でのプレーを選択した。移籍後は主力メンバーとして活躍を見せ、日本代表FW宇佐美貴史とともに1部昇格に貢献。報道によると、同クラブは両選手の残留を目指しているという。
ただ、原口の所属元であるヘルタ・ベルリンは同選手について、ロシアW杯での活躍次第ではプレミアリーグのクラブから関心を寄せられるチャンスがあると考えているようだ。より高額な移籍金での放出を視野に入れるほか、来シーズン限りで満了を迎える現行契約を延長する可能性も残されていると報じられている。原口の獲得を目指すハノーファーとしては、推定200万ユーロ(約2億5000万円)とされる同選手の年俸や500万ユーロ(約6億4000万円)と見込まれている移籍金など金銭的な問題が重要となりそうだ。
なお原口は地元紙『ベルリーナー・クーリエ』にて「自分の今後については、今は全く考えにありません。僕はただW杯のことだけを見ています」とコメントしている。
By kicker日本語版