フランス代表のロシアW杯制覇に貢献したパヴァール [写真]=TF-Images/Getty Images
シュトゥットガルトに所属するフランス代表DFベンジャマン・パヴァールについて、獲得の可能性を取り沙汰されているバイエルンのニコ・コヴァチ新監督がコメントした。ドイツ誌『Kicker』日本語版が20日に報じている。
コヴァチ監督はパヴァールについて「特に言うことはない。ただ、彼がとても良い選手だという認識はもっている。今回のワールドカップでも証明していたね」とコメント。獲得の動きについての明言は避けたものの、高く評価していることを明かした。
パヴァールは現在22歳。昨年11月にフランス代表デビューを果たすと、2018 FIFAワールドカップ ロシアのメンバーにも選出された。先月30日に行われた決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン代表戦では、1-2と逆転されて迎えた57分に鮮やかなボレーシュートで同点ゴールを記録。4-3と打ち合いを制した一戦で勝利に貢献してみせた。
今月4日付の『Kicker』日本語版によれば、パヴァールとシュトゥットガルトの現行契約は2021年まで残っているものの、移籍金3500万ユーロ(約45億1000万円)以上の提示があった場合、2019年夏の移籍市場で他クラブへ加入できるという条項が盛り込まれているという。2018-19シーズン終了後にパヴァールの移籍が実現するとの見方が強まっているが、同誌は「別の言い方をするならば、今夏ならばさらに高い金額でも売却可能との見方もできる」とも記しており、今後の動向に注目が集まる。
By kicker日本語版