アルフォンソ・デイヴィスの契約はMLS史上最高額が記録されるようだ [写真]=Getty Images
バイエルンが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに所属する17歳のカナダ代表MFアルフォンソ・デイヴィスを獲得した。
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ホワイトキャップスは契約にかかった費用が最大1880万ポンド(約27億5000万円)に上ると明かしており、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、バイエルンは移籍金に1100万ポンド(約16億1000万円)を払ったという。これが事実だとすると、移籍金や年俸を含めたこの契約がMLS史上最高額のビッグディールになる可能性があるようだ。
なお、2018年11月に18歳になるデイヴィスは、バイエルンと2019年1月から2023年6月までの契約を締結した。
「子供の頃からいつもこの瞬間を夢見ていた。そして夢が実現したよ。努力し、生き残り続け、ピッチでプレーしたいね。僕は14歳の時に“キャップ”(バンクーバー・ホワイトキャップス)に加入してから、何年もの間プロとして努力してきている」
デイヴィスは1月にバイエルンに加入するため、それまではMLSの残りシーズンをバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーする予定だ。
『スカイスポーツ』によると、この移籍はカナダの国際的なスポーツ人材躍進の素晴らしい一歩になるという。デイヴィスは、2000年に両親が第二次リベリア内戦から逃げ出した後、ガーナの難民キャンプで誕生。そしてデイヴィスが5歳のとき、家族と共にカナダに難民として移住してきた。

2016年にはU-17カナダ年間最優秀選手賞を受賞しているアルフォンソ・デイヴィス [写真]=Getty Images
その後デイヴィスはサッカーの才能をすぐに見出され、2015年に14歳という異例の若さで2011年に設立された新クラブ、バンクーバー・ホワイトキャップスに加入。そして2016年に15歳でMLSデビューを果たした。また、CONCACAFゴールドカップ(北中米カリブ海サッカー連盟が主催する、ナショナルチームによる大陸選手権大会)でカナダ代表デビューを飾ると、3得点をマーク。カナダ代表のトップスコアラーとなっていた。
By サッカーキング編集部
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