ロシアW杯で活躍したパヴァール [写真]=TF-Images/Getty Images
シュトゥットガルトに所属するフランス代表DFベンジャマン・パヴァールが、同クラブに残留することが有力になったようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が8月2日に報じている。
2018 FIFAワールドカップ ロシアにて、フランス代表の優勝に貢献したパヴァール。現在22歳の新星をめぐっては、来夏の移籍市場にて行使可能となる例外条項が契約に盛り込まれていることが指摘されており、他クラブへの移籍が既定路線とみなされている。注目を集めているのは、移籍のタイミングが今夏なのか来夏なのかという部分だ。
シュトゥットガルトでマネージャーを務めるミヒャエル・レシュケ氏は同誌でのインタビューにて「我々にとって、今夏の移籍市場は終わった。大きなサプライズが起こるということはないだろう。今のチーム編成にとても満足しているよ」とコメント。「今シーズンも引き続き、ベンジー(パヴァールの愛称)はシュトゥットガルトでプレーすると確信している」と続けた。
なお『Kicker』日本語版によれば、パヴァールとシュトゥットガルトの現行契約は2021年まで残っているものの、移籍金3500万ユーロ(約45億1000万円)以上の提示があった場合、2019年夏の移籍市場で他クラブへ加入できるという条項が盛り込まれているという。移籍先として有力視されているのはバイエルン。2018-19シーズン終了後に加入することで合意済みとの報道もあるが、果たしてどのような決着を迎えるだろうか。
By kicker日本語版