ブンデスリーガ6連覇中のバイエルン [写真]=picture alliance via Getty Images
今月24日のブンデスリーガ開幕を前に、ドイツのニュース通信社『DPA』が各クラブの監督やマネージャーたちにアンケートを行ったようだ。バイエルンの地方紙『アーベントブラット』が8日に結果を報じている。
同アンケートでは、ブンデスリーガの18クラブ中15クラブの指揮官が、現在6連覇中の王者バイエルンの優勝を予想している。ライバルと目されるドルトムントのリュシアン・ファーヴル監督も、同日付のドイツ紙『ビルト』にて「今のところ、バイエルンが大本命だ。それはハッキリと言わないといけない」と、王者の強さを認めている。
また、昨シーズンは2位と復活を遂げたシャルケを率いるドメニコ・テデスコ監督も「残念ながら、それほど想像力を働かせることはできないな。優勝するのはバイエルンだ。明らかにベストなメンバーが揃っている」とすでに“お手上げ”のコメントを残している。
圧倒的優位と予想されたバイエルンのニコ・コヴァチ監督も、自分たちの立場を認識しているようだ。「“当然、優勝を狙いに行く”と言えるぐらいの自覚はある。でも、そのためにはハードワークを積み重ねないといけないね」と指揮官は語っている。
一方、ドイツ国内の注目を集めるホッフェンハイムの青年指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督は意外なクラブを優勝候補に挙げている。「みんながバイエルンと言うだろうから、他のチームにしよう。レヴァークーゼンは良いチームだよ」とのことだ。
ライバルにプレッシャーを与える心理戦なのか、それとも正直な気持ちなのか。それぞれの思惑が交錯する中、シーズン開幕前の準備は進んでいく。
By サッカーキング編集部
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