DFBポカール1回戦でゴールを決めたロイス(右)とヴィツェル(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
20日に行われたDFBポカール1回戦で、2部のグロイター・フュルトに2-1と辛勝したドルトムント。後半アディショナルタイムに起死回生の同点ゴールを決めたベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルについて、新キャプテンのドイツ代表FWマルコ・ロイスが称賛の言葉を述べた。ドイツ誌『kicker』日本語版が23日に報じている。
ヴィツェルは今月6日に天津権健からドルトムントへの移籍が決定。ベルギー代表の一員として2018 FIFAワールドカップ ロシアに出場していたこともあり、チームへの合流は他の選手たちより遅れてのこととなった。それでも20日のDFBポカール1回戦では途中出場。0-1で迎えた後半アディショナルタイム、値千金の同点ゴールでチームを救った。ドルトムントは延長後半アディショナルタイムにロイスが勝ち越し点を挙げ、何とか1回戦突破を果たしている。
加入早々のデビュー戦でいきなりゴールを決めたヴィツェルについて、ロイスは「彼はこのチームが求めていたキャラクターをもった選手だよ」とコメント。対人戦に強く、相手のプレッシャーにも冷静に対応してボールを保持し、力強いリーダーシップを発揮するヴィツェルを称賛していた。
なおドルトムントは今夏、デンマーク代表MFトーマス・デラネイもブレーメンから獲得。加えてドイツ人MFユリアン・ヴァイグルの復帰も迫っている。充実の選手層を誇る中盤についてロイスは「このポジションは選手層が厚いね」と喜びを見せていた。
By kicker日本語版