今季移籍したブレーメンでホームデビューを飾った大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
今シーズンからブレーメンに移籍した日本代表FW大迫勇也が、25日に行われたブンデスリーガ第1節のハノーファー戦に3トップの右で先発出場。後半にはトップの中央やトップ下でもプレーし、ホームでの開幕戦にフル出場した。
試合は1-1のドローで終了。ノーゴールで終わった大迫は「勝ちたかったのは事実ですけど、ボールを回す機会はすごく多くて、その中でチーム全体としてもっとシュートの意識を持たないといけない。回すだけだったので、物足りないかなと思います」と振り返った。
大迫の最大のチャンスは56分に訪れたが、ペナルティエリア左から放ったシュートは惜しくも枠の右に外れ、「あれは枠にとばさないといけないですね」と悔やんだ。それでも、18日のDFBポカール1回戦では、いきなり移籍後初ゴールを挙げて大勝に貢献していただけに、「もう一工夫でもっと点が取れそうだし、チーム全体としてボールは持てている。ちょっとした形で作れれば、得点も増えてくると思います」と好感触を明かした。
「あまり時間がない中、手探りの状態でやっているので、何かすごく良い手応えみたいのをつかめれば、一気に結果を出すことができそうな感覚はあります」。新天地でもすぐに“半端ない”大迫の姿を見られそうだ。
By 湊昂大