チームを支える長谷部誠 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ・グループステージ第2節が4日に行われ、フランクフルトがホームでラツィオを4-1で下した。その要因には、元日本代表MF長谷部誠の復調も大きく関係しているようだ。6日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙は、チームがオーストリア人のアドルフ・ヒュッター新監督の仕事の進め方に馴染んできたことを紹介。ピッチ上での要因としては、攻撃ではクロアチア代表FWアンテ・レビッチの復帰による得点力不足の解消、そして守備陣では長谷部の復帰によるDFラインの安定を挙げた。
心身ともにフィットした長谷部が、先発出場を果たした9月23日のライプツィヒ戦以降、チームの好調を支え続けているという。この活躍にチーム内からも称賛の声が止まないようだ。
ヒュッター監督は「彼(長谷部)は戦術面でも、サッカーのプレー面でも、チームに安全性を与えてくれる」と高く評価。パリ・サンジェルマンから復帰したドイツ代表GKケヴィン・トラップも「彼は、信じられないほどの落ち着きを示してくれる。ボールの配給も完璧だ。ゴールキーパーの自分としては、自分がすべきことを正確に理解している選手が(DF陣に)いると分かれば、心強いね」と称賛を惜しまない。
攻守ともに主軸が復調し始めたフランクフルトは次戦、7日にアウェイでホッフェンハイムと対戦する。
By サッカーキング編集部
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