ドイツ代表ではボランチでの出場が続くキミッヒ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するDFジョシュア・キミッヒは、ドイツ代表で与えられているボランチの役割に大きな充実感を感じているようだ。10日にドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じた。
キミッヒはバイエルンで不動の右サイドバック(SB)として活躍しているが、ドイツ代表ではワールドカップ後の2試合でボランチとして起用されている。「3年ぶりにボランチでプレーだったから驚いたけれど、本当に嬉しかったよ」と9月の代表でのプレーを振り返った。
今でこそポリバレントな選手として重宝されているが、サイドバックでプレーした当初は「難しかった」という。「リズムもつかめなかったから、自信も持てなかった。今では楽になったよ」と話し、「やっぱり2、3回そのポジションでトレーニングをしてから試合に臨めれば、試合に入りやすいね」と本音も明かした。
また、バイエルンで見てきたボランチの選手たちも解説している。「ハビ・マルティネスは、守備の安定感をもたらしてくれる。守備のときのアグレッシブな姿勢や、空中戦の強さが特徴だね。シャビ・アロンソは戦略性が突出していた。長短のパスが素晴らしく、彼のロングボールの軌道はクレージーだったよ。チアゴはテクニシャンで、狭いスペースでも1対1の状況を打開できる。彼は一人でも突破ができる選手だよ」
By サッカーキング編集部
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