エジルは人種差別などを訴えW杯終了後にドイツ代表引退を表明した [写真]=Getty Images
アーセナルのMFメスト・エジルがSNS上でドイツ代表の公式アカウントとやり取りし、話題となっている。ドイツメディア『スカイ』が16日に伝えた。
エジルはドイツサッカー連盟(DFB)内での“人種差別”を理由にドイツ代表引退を表明。それ以来、険悪な仲になっていたが、和解の兆しが見えたようだ。
エジルは10月15日に30歳の誕生日を迎えた。それに対し、ドイツ代表の公式Instagramアカウントが「ハッピーバースデー!」とメッセージをくると、エジルは「ストーリー」機能を使って応答。「ありがとう、明日の試合(16日のフランス戦)での成功を祈っているよ」とエールを送った。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を訪問して以来、ドイツ国内から批判を浴び、グループステージ敗退を喫したロシア・ワールドカップでは“戦犯”扱いされていた。9月にはヨアヒム・レーヴ監督がアーセナルを訪問したが、面会を拒否された経緯もあり、DFBとエジルの関係の悪化が心配されていた。
By サッカーキング編集部
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