バイエルンは落ち着きを取り戻したようだ [写真]=Bongarts/Getty Images
今月19日に開かれた首脳陣の記者会見はドイツ国内で波紋を呼んだが、それ以降バイエルンは公式戦2連勝を飾った。ようやく復調の兆しが見えてきたチーム内にも、ポジティブな雰囲気が出てきているようだ。
26日のドイツメディア『スカイ』は、チームの現状について語るドイツ代表DFジェローム・ボアテングのコメントを伝えた。国内メディアから選手のローテーションに批判が上がっていることについて、ボアテングは異なる見解を示している。同選手は「今のチームには、レギュラーと呼べるような、あらかじめ選手が決まっているポジションなんてないんだ。僕らには、各国の代表としてプレーしている選手たちが揃っているからね。どの選手にも試合に出るチャンスが与えられている」と説明した。
また、25日付のドイツ紙『キッカー』は元オランダ代表MFアリエン・ロッベンのコメントを掲載。ロッベンは、定位置を争う若手のドイツ代表MFセルジュ・ニャブリを、ライバルではなく“友達”と呼ぶ。「彼(ニャブリ)は常に自分の能力を向上させようと、とてもハードワークしている。僕はフィットネスルームにしょっちゅういるけど、今は“友達”も一緒にトレーニングしている。セルジュは、真のプロフェッショナルだよ」と同僚を称えた。
バイエルンはチーム内でのまとまりを取り戻した様子だ。27日のブンデスリーガ第9節では、ここまでリーグ最少失点を誇るマインツとのアウェイゲームを戦う。
By サッカーキング編集部
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