原口と浅野が初の同時先発も…ハノーファー、ヴォルフスブルクに敗れ独杯敗退

原口元気

公式戦3試合連続フル出場の原口元気(左)[写真]=Bongarts/Getty Images

 DFBポカール2回戦が30日に行われ、MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーはホームでヴォルフスブルクに0-2で敗れた。原口は左サイドハーフ、浅野は2トップの一角で、今シーズン初の同時スタメン。浅野は絶好機を演出したが、57分に途中交代となり、原口は公式戦3試合連続でフル出場した。

 試合は20分、ダニエル・ギンチェクの折り返しをアドミル・メーメディが押し込み、ヴォルフスブルクが先制。ハノーファーは44分にイーラス・ベブのクロスを原口がヘディングシュートを放つが、GKにキャッチされる。45分には浅野がペナルティエリア右に抜け出しヒールパスで絶好のチャンスを演出したが、ベブのシュートは枠の上に外れた。

 1点ビハインドで折り返したハノーファーは後半開始からボビー・ウッドを投入し、3-4-3に変更して反撃を狙う。70分に原口がエリア手前左からミドルシュート、78分にはヘンドリク・ヴァイダントがクロスに飛び込むが、ゴールにはつながらない。その後もハノーファーの猛攻は実らず、逆に後半アディショナルタイム3分にワウト・ウェクホルストに追加点を奪われて勝負あり。ハノーファーは完封負けで2回戦敗退となった。

【スコア】
ハノーファー 0-2 ヴォルフスブルク

【得点者】
0-1 20分 アドミル・メーメディ(ヴォルフスブルク)
0-2 90+3分 ワウト・ウェクホルスト(ヴォルフスブルク)

【スターティングメンバー】
ハノーファー(4-4-2)
チャウナー;アントン、エレス、ヴィマー、アルボルノス(46分 ウッド);ベブ、フォッスム(84分 フェリペ)、ワラシ、原口;ヴァイダント、浅野(57分 ムスリヤ)

ヴォルフスブルク(4-1-3-2)
カステールス;ウィリアム、ティセラン、ブルックス、ルシヨン;アルノルト;ゲルハルト、メーメディ(57分 シュテファン/87分 クノッヘ)、レジベカイ;ギンチェク、ウェクホルスト

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