ドルトムントの練習で汗を流す香川真司 [写真]=TF-Images via Getty Images
ドルトムントのMF香川真司がスペイン移籍希望を明かして注目を集めているが、11月29日付けのドイツ誌『kicker』はこの冬の移籍市場で悲願のスペイン行きが実現する可能性は低いと見ているようだ。
香川はシーズン開幕当初、チーム内でトップ下の2番手という位置づけだったが、ケガで戦列を離れたうちに序列が大きく変わってしまい、これまで公式戦4試合の出場に留まっている。
『kicker』誌は「全員にとって最善の解決策は、香川が冬に移籍することだ」としながらも、移籍は「明らかに難しくなる」と予想。「スペインの移籍市場では現状のところカガワに対する需要がなく、具体的なオファーもない」と見ており、「本人はブンデスリーガ内での移籍には難色を示している」と報じている。
この状況から「カガワはキャリアのなかで最も難しい時期を過ごしている」と説明。ドイツ国内での香川真司の人気は未だに高く、連日の報道で注目を集めている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト