ドルトムントとブレーメンが対戦した [写真]=Soccrates/Getty Images
DFBポカール3回戦が5日に行われ、ドルトムントとブレーメンが対戦し、PK戦の末にブレーメンがドルトムントを下して準々決勝進出を決めた。ブレーメンの日本代表FW大迫勇也はこの試合を欠場している。
ブンデスリーガで首位を快走中のドルトムントは、勢いそのままに8強入りを目指したいところだったが、出鼻をくじかれる。5分、ブレーメンはマックス・クルーゼのFKをミロト・ラシカがコースを変え、先制点を奪った。追いつきたいドルトムントも前半アディショナルタイム3分、マルコ・ロイスが右足でFKを直接叩き込み、1-1で前半を終える。
後半開始からドルトムントはロイスに代わってパコ・アルカセルが入る。ともに勝ち越しゴールを目指したが、あと一歩のところで決め切ることができず、試合は延長戦へ。すると、ドルトムントは105分にクリスティアン・プリシッチがP・アルカセルとのパス交換から得点を奪い、試合をひっくり返した。しかし、ブレーメンも108分にクラウディオ・ピサーロが角度のないところから同点弾を挙げる。113分、ドルトムントは右サイドからの折り返しをアクラフ・ハキミが決めて再び勝ち越し。これで試合は決したに見えたが、119分だった。ブレーメンのマルティン・ハルニクが右CKを頭で合わせ、土壇場で追いつく。
点の奪い合いとなった試合は、PK戦へ突入する。先攻のドルトムントはファーストキッカーから2者続けて失敗。対するブレーメンは4人連続で成功し、ドルトムントを下して準々決勝進出を決めた。
【スコア】
ドルトムント 3-3(PK:2-4) ブレーメン
【得点者】
0-1 5分 ミロト・ラシカ(ブレーメン)
1-1 45+3分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
2-1 105分 クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)
2-2 108分 クラウディオ・ピサーロ(ブレーメン)
3-2 113分 アクラフ・ハキミ(ドルトムント)
3-3 119分 マルティン・ハルニク(ブレーメン)
By サッカーキング編集部
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