ブンデス1部レンタル組の(左から)浅野、宇佐美、久保 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガの後半戦も開幕し、各クラブが来シーズンに向けて戦力の調整に動き始めているようだ。6日のドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。ブンデスリーガ1部には今シーズンいっぱいで契約が切れる選手が102人おり、レンタル移籍した日本人選手たちについても言及されている。
昨シーズンの1部昇格に貢献したデュッセルドルフのMF宇佐美貴史は、今シーズンこれまで公式戦16試合に出場し、主力としてのポジションを確立。同誌はデュッセルドルフが「ウサミをアウクスブルクから獲得する」と断定的な見方を示している。
ベルギー1部のヘントからニュルンベルクに加入したFW久保裕也は、シーズン序盤こそ奮闘していたものの、チャンスを生かせずにスタメンの座を失ってしまった。同誌は「(他の控え選手たちと同様に来シーズンに向けた)交渉は行われていない」と記し、「残留はしない」と見ている。
同じく、残留争いに苦しむハノーファーのFW浅野拓磨の去就も不透明だ。思うように結果が出ていない今シーズンの成績を受けて、同誌は浅野を含むレンタル選手全員が「(クラブには)残らないだろう」と予測している。
また、同誌は別の記事のなかで、ベジクタシュで2得点の鮮烈デビューを果たしたMF香川真司を『今週の勝者』として、「ドルトムントのレンタル選手にとって、完璧なデビューを飾った!」と紹介。活躍の場を求めるレンタル移籍の明暗を分ける形となった。
By サッカーキング編集部
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