バイエルン加入が決まったリュカ・エルナンデス [写真]=Getty Images
バイエルンは27日、アトレティコ・マドリードからフランス代表DFリュカ・エルナンデスを獲得したことを発表した。
Coming soon… 🇫🇷@LucasHernandez #ServusLucas pic.twitter.com/6KcbXPfmDi
— FC Bayern Munich (@FCBayernEN) March 27, 2019
契約は2019年7月1日から2024年6月30日までの5年間で、移籍金は8000万ユーロ(約99億円)。ドイツ誌『kicker』によると、移籍金はクラブ史上最高額だという。
なお、メディカルチェックで右ひざの内側側副じん帯に損傷が見つかったため、両クラブが協議した結果、同日27日に手術を受けた模様。バイエルンのチームドクターによると、来シーズンの開幕までには復帰できる見込みのようだ。
L・エルナンデスはクラブ公式サイトを通じ、「僕のキャリアにおいてとても重要な日だ」と喜びを語った。「バイエルンはヨーロッパや世界で最高クラブの1つだ。バイエルンで全てのタイトルをかけて戦えることを誇りに思うよ。アトレティコのマネージメント、監督、チームメイト、ファンには、この素晴らしい12年間を感謝したい。アトレティコは常に僕の一部であり続ける。今はバイエルンで次のステップに進めることが楽しみだよ」
また、スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏は「世界最高のDFの1人とサインできてとても嬉しいよ。リュカはセンターバックとしても左サイドバックとしてもプレーできる。これまで所属したフランス人選手の偉大な伝統を受け継ぎ、我々のチームをより良くしてくれるだろう」と大きな期待を寄せた。
現在23歳のL・エルナンデスはフランスのマルセイユ出身で、2007年にアトレティコ・マドリードの下部組織に入団。2014年12月21日のリーガ・エスパニョーラ第16節アスレティック・ビルバオ戦でトップデビューを果たし、これまで公式戦110試合に出場した。フランス代表では2018年3月23日のコロンビア戦でデビューを飾り、昨夏のロシア・ワールドカップでも全7試合に出場し、世界制覇に貢献した。
なお、バイエルンは1月にシュトゥットガルトに所属するフランス代表DFベンジャマン・パヴァールの今夏加入を発表。L・エルナンデスの加入も決まり、世界王者のDF2人目の獲得に成功した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト